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「ながら食べ」が太る理由
1人暮らし、あるいは1人で食事することの多い人は「ながら食べ」になりがちですが、この「ながら食べ」は、「食べていないのに太る」、「ダイエットしても痩せない」と、悩んでいる人に多く共通する食習慣です。テレビを見ながら、新聞を読みながら、電話をしながらなどの『ながら食べ』は、太りやすくなるといわれています。
通常、食事を始めると血糖値が上がって、大脳の満腹中枢から満腹のサインが出されます。ところが、『ながら食べ』の場合は、食事に集中せずに他のことに気を取られているため、このサインを見逃してしまいます。普段はそんなに食べない人でも、大勢でワイワイ食べる席では、いつもより多くの量を食べてしまうのは、そんな理由からだったのです。
また、食事以外でも、つまみやすいナッツ類やスナック類などを『ながら食べ』する習慣のある人は、その習慣を改めた方がいいでしょう。
食事に集中することがポイント
最近、フランスで発表された研究報告でも、『ながら食べ』が食べ過ぎを招くという結果が出ました。お腹の空き具合が同程度の41人の健康的な女性が、次の4つの場面で同じメニューの昼食を好きなだけとった場合の摂取カロリーを比較した研究です。この結果から、面白い物語を聞きながら食べた場合だけ、飛びぬけて摂取カロリーが高くなっていることが分かります。
- 何も聞かずに1人で…477kcal
- 食品の特徴や味について録音されたテープを聞きながら1人で…490kcal
- 面白い物語をテープで聞きながら1人で…549kcal
- 実験に参加するほかの3人と一緒に4人で…492kcal
ダイエット中だけでなく、普段から、ラジオやテレビなどを楽しみながらの『ながら食べ』の食習慣は改め、食事のときには、食事のみに集中する習慣を身につけるようにしましょう。また、できるなら、食事の途中で3分間お休みをすること。それにより満足感を味わい、大脳の満腹中枢がより早く働き始め、食べ過ぎを防ぐことができます。
シニアになると、肥満やコレストロールの増加は生活習慣病などを招く恐れがあるので、適正体重の維持は大切です。さあ、あなたも今日から『ながら食べ』の食習慣と決別しましょう。
2003年12月22日
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