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冷え性の原因は自律神経の乱れ
人の体は寒いと血液がギュッと縮んで中心部に血液が集まります。逆に暑いと血管は弛緩して、熱を逃すことで、大切な内臓を守っています。このような血管の収縮や弛緩を調節しているのが自律神経で、この働きがうまくいかなくなると血行障害を起こし、冷え性を招きます。
自律神経の中枢がある脳の視床下部はホルモンの分泌をつかさどるコントロールセンターでもあるため、ホルモンのバランスがくずれると、自律神経の働きが低下します。また、強いストレスにさらさると自律神経が乱れ、冷えを助長します。
入浴や運動で血行を促進
体が冷えたときにもっとも効果的なのがお風呂です。ぬるめの湯(37〜38度)に20〜30分かけてゆっくり入って体の芯から温まれば、血行促進に。ストレス解消にも役立ちます。忙しいときには足だけを湯につける足湯でもオーケー。
ほどよい運動も必要です。体を動かすと血液の循環を促し、代謝を高めます。
外からの冷えをシャットアウトするには衣類で体をカバーすること。足もと、膝、首筋はしっかりカバーしましょう。ショーツの上にガードル、さらにストッキングと、体をしめつけるのは感心しません。うっ血を招き、かえって冷やすことになります。ピチピチのパンツも同様です。ショーツはおへそまでしっかり包み込んでくれるタイプがお勧めです。
冷え性改善の栄養素は
タンパク質とビタミン類
体の中を冷やす最大のものは食べ物です。逆に言えば、体を温める食べ物を取るようにすることが冷え性対策につながります。
血液や筋肉をつくるもととなり、体の保温に欠かせないのがたんぱく質です。豆腐や乳製品などに含まれる良質のたんぱく質を十分に取りましょう。
ビタミン類では、血行をよくするビタミンEを積極的に摂取します。糖質を分解しエネルギーに変えるときに働くビタミンB1、糖質や脂質、たんぱく質の代謝に不可欠でビタミンの1種であるナイアシンなども積極的に摂取しましょう。
- ビタミンEを多く含む食品:緑黄色野菜、ナッツ類、小麦胚芽、植物油など
- ビタミンB1を多く含む食品:ごま、大豆、豚ロース、そば、ほうれん草など
- ナイアシンを多く含む食品:かつお、塩さば、なまり、ぶり、豚レバー、牛レバーなど
【参考文献】
・「おうちで、薬膳」 板倉啓子著 (文化出版局)
2003年12月1日
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