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視力や聴力などが衰える
年齢を重ねるとともに、人間の身体にはさまざまな変化が起きてきます。これを一般的には老化と呼びますが、その中身は大きく分けて、身体的な老化と精神的な老化があります。
身体的な老化は視力や聴力の衰え、骨粗しょう症に代表される骨や関節、歯の衰えなど、自覚できるものが代表的なものとしてあげられます。これらの変化は本人だけでなく周囲の人たちにもはっきりと分かるものなので、注意を促したりすることで対応することができる反面、本人は老化をはっきりと自覚して落ち込み、家に閉じこもりがちになってしまう原因ともなります。また、身体能力の低下から危険を避ける力も低下して、事故に遭いやすくなったり、ちょっとした転倒で骨折したりしやすくなります。
内蔵機能や免疫力が低下
一方、目に見えにくい老化としては、循環器系や呼吸器系など内臓器官の機能低下があげられます。また、免疫力も低下してくるため、ウイルスなどに対する抵抗力が少なくなり、風邪などの回復も遅くなったり合併症を起こしやすなったりします。さらに、内臓の機能が低下することによって薬の副作用が出やすくなることも特徴としてあげられます。
定年や近親者との死別がきっかけで
精神的に老化しやすい
精神的な老化の多くは、定年退職による社会の第一線からのリタイヤや、近親者との死別など、ライフステージの大きな変化から発生することがよくあります。そして、身体の老化の自覚とも関連して、社会とのかかわりを持たないように引きこもってしまい、抑うつ状態や、知能低下などぼけと呼ばれる症状が生じるきっかけとなります。そして、次第に寝たきりの状態になってしまいます。
このような状態に対処するためには、一般的にいわれるように、生きがいを持ってなるべく家に閉じこもらないようにすることが大切です。
次回は「シニアの食生活 その1」です。
2003年12月1日
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