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シニアが夏場に脱水になりやすい原因は?
今年もまた暑い夏がやってきます。夏場を健康に乗り切るには、老いも若きも水分調整がポイントです。
特に、高齢者は夏場に脱水症状を起こしがちです。私たちの体は約60%が水分でできています。そのうち、約40%は体内の水の予備タンクの働きをしていますが(細胞内液)、加齢にしたがって30%ぐらいまで減ってしまいます。つまり、高齢になると体内の水分不足に対しての調整機能が低下してしまうのです。
また、お年寄りは脱水になってものどの乾きなどの自覚症状が乏しいため、水分摂取量も少ないまま過ごしがちです。その結果、症状が重くなり回復が遅れるというような場合があります。汗をかくことの多い夏場には、注意が必要です。
脱水になったときの症状は?
私たちは1日におよそ2500mlの水分を排出していますが、これは体重50kgの人で5%にあたります。体内の水分が2%(1000ml)減ると、のどの渇きを感じ、6%では吐き気、頭痛、脱力感が現れます。さらに水分を失うと体温が上昇し、危険な状態に陥ってしまいます。つまりのどの渇きを覚えているときから、すでに脱水症状が始まっていると考えられます。
高齢者は、次のような症状が起きたら脱水症状ですから、心に留めておきましょう。
- 意欲の低下、不眠、ボケ症状などの精神状態
- 全身のだるさ、脱力感、食欲低下
また、脱水症状が起きると、血液が濃縮されるため脳の血管に血栓を生じやすくなりなす。脳梗塞を引き起こす可能性が高くなるので、たかが脱水症状とあなどれません。
2003年8月4日
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