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一億総半病人といわれるほど、老化に伴う慢性的な疾患のひとつやふたつは誰しも持っているものです。肩こり、神経痛、便秘、下痢など数え上げればきりがありません。これらの疾患の多くは日ごろの食生活の乱れから生じていると考えられます。
梅肉エキス、ドクダミの煎じ汁、ねぎ湿布など、昔から伝わるおばあちゃんの知恵ともいうべき民間療法、これは全国各地でいまもなお息づいています。子どもの頃に慣れ親しんでいた人もいるでしょう。これらには、現代医学の薬のような即効的で顕著な治療効果はありませんが、単なる迷信ではなく、それなりの効能があります。風邪、腹痛などで症状が軽い場合に試してみるとよいでしょう。
★梅肉エキス
下痢や腹痛に抜群の効果があるのが梅肉エキス。梅にはクエン酸、リンゴ酸、カルシウム、リン、各種ビタミンなどの栄養素がたくさん含まれており、青梅を煮詰めてつくるこのエキスには食中毒の予防、腐敗防止効果、整腸作用があります。体調不調のときに小さじ半分ほどをなめたり、水で薄めたりして飲みます。海外旅行の際にも携帯すると便利なので、家庭に常備しておきたいもの。
*つくりかた*
青梅1キログラムをよく洗い、陶器製のおろしがねですりおろす。木綿の袋に入れ絞り、その汁を弱火で2時間以上煮る。約20グラムほどに煮詰める。
★ドクダミ
葉を乾燥させ煎じて飲むと、血行促進、利尿作用、殺菌作用に効き目がある。アレルギー体質の改善やニキビによい。また鼻炎には葉を丸めて鼻に入れれば症状が軽快する。
参考文献
・「薬ギライな人、薬の飲めない人のための民間療法」ソフトバンクパブリッシング
・「クスリになる食べ物百科」主婦と生活社
・「身近な食物による手当て法」正食出版
2003年7月7日
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