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胆のうポリープとは? 種類や原因は?
40〜50歳代の中高年に発見される身近な病気のひとつに、胆のうポリープがあります。現在では検査機械の向上により、健康診断などで小さなポリープでも発見できるため、その患者の数は増える傾向にあります。胆石は女性に多いものですが、胆のうポリープは男女差はありません。
胆のうポリープは、胆のうの粘膜細胞が増殖して隆起してくる病変の総称です。コレステロールポリープ、腺筋腫症、炎症性ポリープなどの良性疾患と、悪性疾患の胆のうがんに分けられます。
コレステロールポリープは胆のうにできる病変の50〜70%を占めます。胆汁の成分であるコレステロールが胆のうの内壁に沈着し盛り上がってできるものです。残念ながら、原因は未解明ですが、コレステロールとの関係は深く、肥満傾向にある人、脂肪分の多い食事を好む人に多く発生することは看過できない事実です。
検査で良性か悪性かを見極める
胆のうポリープは自覚症状がほとんどありません。超音波機器の進歩によって、最近では人間ドックのようなスクリーニングで発見される例が非常に多くなってきています。発見されたら、さらに詳しい検査を受け、がんでないかどうかを鑑別してもらいます。造影CT検査や、胆管や胆のうに造影剤を注入し、X線撮影を行います。
良性か悪性かは、ポリープの大きさや形によって判断できます。大きければ大きいほど、がんが疑われます。大きさが5mm以下の場合は、コレステロールポリープが全体の約半数、その他の良性が3分の1、がんは約5%です。
コレステロールポリープは桑の実の形が特徴です。多数存在しますが、胆のう壁の状態は正常です。
胆のうがんでは大きさは10mm以上になり、表面がごつごつし、不規則でいびつな形になることが多いようです。がんの疑いが濃厚となれば、手術して摘出します。
また、がんの疑いなしであれば、そのまま様子をみるということで、3〜6カ月に1回程度の検査を受けるとよいでしょう。最初は小さいポリープでも胆のう腺腫ががん化することもあるので、隆起性の病変がみつかったら、良性であっても用心するに越したことはありません。
2003年10月27日
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