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シニア向けの海外旅行ツアーなども増えてきて、中高年になって初めて海外へ出かける人たちも多くなりました。そんなとき、旅行先での楽しい計画とは別に自分の体調のこと、あるいは持病のことが心配になってしまう人もいるでしょう。特に初めての海外なら、「もし旅先で病気になったらどうしよう」と、持病のある人も健康な人も気になってしまうのは事実です。また、最近流行しているSARSを引き合いに出すまでもなく、海外での伝染病や高山病など日本にいる限りはあまり心配しなくていい病気になる可能性もあります。
このような不安をなるべく解消するために、シニアの方が海外へ出発する前に覚えておいてほしいことをみてみましょう。
日常の健康管理が基本
海外旅行に限りませんが、基本的には日常の健康状態を把握して、出発までに体調を整えておくことが必要です。初めての海外、ということで緊張する場合もあるでしょうが、まず落ち着いて自分の体調を整えることから始めましょう。
また、旅行会社のパックツアーなどを利用すると、スケジュールが思った以上にハードになっている場合があります。1週間に満たない旅行でも歩く距離がかなり長くなります。また、長時間飛行機に乗ることや乗り物などにゆられること、早朝からの移動も思いのほか体力を消耗する原因になります。
これらのことを考慮して、旅行のスケジュールや行き先を決めることが大切です。体力に不安がある場合は、近場や訪れる国数や都市数を絞ったゆったりしたスケジュールのプラン、医師が同行するシニア向けのプランなどを選びましょう。グアムや香港、オーストラリアは日本との時差が少ないので、比較的体に負担がかかりません。
行く先が決まったら、出発前は、健康管理はもちろんのこと、旅行に備えて体力をしっかりとつけておきましょう。具体的にはスケジュールが決まり、出発の2か月前頃から、意識的にウォーキングの距離を伸ばすなどして体力アップを図っておくと安心です。
旅行用品の選び方も考えよう
出発前にはさまざまな準備が必要になりますが、特に注意しておきたのは靴や衣類など、快適に旅行を行うための旅行用品をそろえておくことも重要です。
歩くことが多くなる海外旅行なので、特に靴選びにはポイントをおくことが大切です。基本的には普段はき慣れている靴が一番ですが、新しく購入する場合はウォーキングシューズが無難です。ヨーロッパでよくみられる石畳では、滑りやすい革靴などでは転倒して骨折する場合もあります。そのためにも、安定性のあるウォーキングシューズが最適です。
また、衣服については旅先の気温などの天候情報を事前にしっかりと調べておき、暑さ寒さを防ぐものを選びましょう。汗を必要以上にかいたり、寒かったりして体調をくずさないように心がけることが大切です。朝夕の寒暖の激しい場合もあるので、夏場の旅行でも軽くはおれるものを1枚持っていくとよいでしょう。旅行先で買うという手もありますが、時間に余裕がない場合もありますので、最初から持っていった方が安心です。
次回は「海外への出発準備 その2」です。
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