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気になるできものやぶつぶつを、形成外科で取ってもらおうと考えたことはありますか? 形成外科でどのようなできもの・ぶつぶつをいかに治療してくれるのかを、4回にわたりご紹介していきます。
いぼ〜種類とそのとり方
一般に良性の硬くて小さな腫瘍を「いぼ」といいます。いぼには、老人性のものとウイルス性のものがあります。ウイルスによるものは体の免疫力とウイルスの勢力争いで、ときに治療に抵抗し、なかなか治らないことがあります。
(1)脂漏性角化症
加齢とともに増えるのが脂漏性角化症とよばれる老人性のいぼ。原因は不明ですが、しみのような茶色の部分が次第にもりあがっていぼになります。60歳以降ではほとんどの人に見られるようになります。良性で癌になる心配はありません。美容面から気になる方は、美容外科・形成外科に相談してみましょう。レーザー、電気メス、液体窒素などで治療されています。
(2)青年性偏平ゆうぜい
「ゆうぜい」というのは、いぼの医学的なよび名。ウィルス感染によって現れるいぼで、青年期に多く見られます。顔や手足に小さなしみのようなプツプツしたいぼがたくさん現れます。自然に治ることもありますが、感染によって数が増える前に取り除いておいた方がよいでしょう。いぼに液体窒素を塗り、患部を凍らせてとる「凍結療法」が主流です。
(3)尋常性ゆうぜい
手足に後発するいぼです。最初小さな丘疹から始まり、大きくなるといぼ状になります。爪の周囲をとりまくようにできることもあります。バポバウイルスによるもので、凍結療法、抗がん剤のブレオマイシン、局注などで治療されます。
たことうおのめの違いは?
(1)たこ
手や足に摩擦や圧迫を日常的に受けることで生じる、硬い腫瘤が「たこ」。皮膚が分厚くなってできているため、感覚が鈍くなり痛みはありません。スポーツや仕事で硬い靴を履く人、ペンや楽器を日常的に使う人に多くみらます。力を受ける場所の皮膚が自分を守ろうとして厚くなっているともいえます。
(2)うおのめ
硬い底の靴や足に合わない靴を履いていると足の裏や足の指の間がくさび状に硬くなり、それが真皮の神経を圧迫して痛みを生じるのが「うおのめ」です。スピール膏を3〜5日貼って患部をやわらかくし、硬い部分を芯から除去する治療法や、凍結療法をおこないます。原因となる刺激を取り除くのが最優先です。

★形成外科ってどんなところ?★
形成外科は主に体の表面の形を整えたり、つくったりする科です。先天異常や交通事故、がん治療などのために体の表面に欠損がある場合、その部分を補う治療をおこないます。美容外科も形成外科の1分野です。美容外科は病気の部分を治療する形成外科と異なり、もともと健康な形を患者の希望でさらに美しくするものですから、健康保険は使えません。
手術をすすめられた際は十分説明を聞き、納得した上で決めたいもの。手術の後になって、話が違うと言っても遅いからです。どうしても納得できないときは、ほかの形成外科で意見を聞くというのも1つの方法です。
次回は「ほくろ・メラノーマ」です。
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