俗に、冬がうんと寒いと暑い夏がやって来るというが、どうも今年は、毎年のように続いていた冷夏なんてスッカリ忘れさせてくれそうな、暑い夏が来そうだ。
ところで夏といって、いの一番に思いつくのはやはり『夏バテ』。子供の頃は遊ぶのに夢中で、そんな病気にかかるヒマはなかったが、大人になってから夏バテは深刻な病気として再認識している。やる気がなくなり何をするにもハツラツさを欠いてしまう。しかも、夏バテ用の特効薬なんぞありゃしないのだから、厄介極まりない。
エアコンの効いたオフィスから1歩外へ出ると、カーッと暑く強い日差しに攻撃され、否応なしに体力が奪われていく。しかし、ひとたびオフィスに戻れば、涼しい空間が待っている。でもって暑さを忘れた頃にまたぞろ表に出ると、やっぱりお天道様に力を吸い取られる。この繰り返しが、夏バテを誘う原因の1つではないか。とすれば、この環境から脱却すれば良いのだが、今の世の中(特に都会では)、エアコンのない夏なんて不可能に近い。
ではどうするか。私は、とにかく良く眠ることを心掛けている。子供の頃、夏バテ知らずだった要因のひとつに“昼寝”がある。幼稚園や保育園に通った方なら経験があると思うが、日課だった食後の昼寝が、有効な体力回復になっていたのだと、この期に及んで気がついたのである。もっとも大人になって仕事をしていれば、昼寝はとうてい無理。だから夜はシッカリ寝る。身体を充分休め、体力の回復をはかる。これが一番だ。
だからといって夕食後、直ちに寝るのは禁物。胃がもたれて朝から“夏バテ”状態では話にならない。夜は早めに食べ、こなれてから床に就くこと。さすれば頃合の空腹感を伴った良い塩梅の朝が迎えられるというものである。
2001年7月2日
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