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病は気から、というけれど
前回触れた五月病って病気は、ずいぶん大人になってから突然、耳にしたと云う印象がある。もう社会人だったから、その定義を聞いた時「なにナマ云ってんだい、学生気分で仕事されちゃ、コッチが迷惑だい」とハナから“病気”だなんて思っていなかった。
ところが最近、『六月病』なる病の存在を知ったのだが(この病名も、10年以上前からあるそうで、己の勉強不足を深く反省)、ご存知でしたか? 六月病とは、4月に新社会人となった女性が、生理不順など身体の不調を訴えるのが6〜7月に集中していることから、こう呼ぶようになったそうだ。命名の起源を知ると「では六月病は女性限定の病気か」と思われるが、要は五月病が1ヶ月延長しただけ。前回書いた“ストレス”の一種である。
某書の六月病の記述には、働くことをファッション的に考える“目的意識”の希薄な人、その逆に頑張り過ぎる人が、現実とのギャップについていけず、心身の負担になることを原因に挙げている。また解決法として、スポーツでストレスを発散したり、休日は心身のリフレッシュを心掛けよう、などと解説しているが、それに加えて気の持ちようや考え方の改善が必要不可欠であると思う。昔から「病は気から」と云うが、その通り。気の持ち様で悪い病気が良くなる。と云うことは、この格言には、気の持ちようで何でもないのに病気になる場合だってあると云う、そんな逆説でもあることも孕んでいる。
目が覚めたら雨、なんて朝にはつい「病気になっちゃおうか」って具合に悪魔が囁くもの。甘えて「そう私は病気なんだ」なんて思ったら、それこそ六月病と云う“病気”の第一歩。そうならないためにも、女性の皆さん、雨の日でも颯爽と闊歩できる、お気に入りの長靴を一足持つこと。だけど素敵な長靴って中々見つからないもの。梅雨がある日本こそ、つい履きたくなる長靴があっても良いのに(男性用の長靴は特にそう。どれもこれもみんな格好悪い! 何とかしてくれい!!)。
(つづく)
2001年5月28日
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