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薬とアルコールを一緒に飲むのは避ける
薬の中には、食べ物や嗜好品と一緒にとると、薬の効果が強くなったり、反対に効果が出にくくなったりするものがあります。
よくいわれるのが薬と一緒にアルコールを飲んではいけないということ。アルコールは薬の吸収や無毒化、体外への排泄に影響を与えることがあるからです。また、アルコールと、セフェム系の抗生物質を一緒に飲むと、二日酔いのような状態を引き起こします。
そのため、薬とアルコールを一緒に飲まないことはもちろんですが、注意したいのが栄養ドリンク剤。市販の栄養ドリンク剤には、アルコールが含まれているものがあり、なかには栄養ドリンク剤2〜3本でビールコップ1杯ほどのアルコールが含まれているものもあるります。そのため、薬を飲むときに栄養ドリンク剤を一緒に飲むのは避けたほうがよいでしょう。
また、喫煙の習慣があると、血液が固まるのを防ぐ薬や精神安定剤などが効き過ぎてしまうことがあります。前者は特に注意が必要で、万が一薬が効きすぎてしまうと消化管出血や脳出血などの重い症状を引き起こしてしまう場合もあります。
薬と食べ物の飲み合わせに注意
そのほか、次のような食べ物との飲み合わせに注意しましょう。
<牛乳>
テトラサイクリン系の抗生物質のミノマイシンなどは、牛乳に含まれるカルシウムと薬が結合して、体への吸収が悪くなり、効きにくくなることがあります。反対に、水虫などの薬と一緒に飲むと、薬の働きを強めて、肝機能が悪くなることがあります。
<グレープフルーツ>
グレープフルーツと、高血圧の治療薬であるカルシウム拮抗剤を一緒にとると、薬の作用が増強してしまって血圧が下がりすぎてしまうことがあります。また、睡眠導入剤のトリアゾラムなどと一緒に飲むと、意識障害や昏睡が起こる恐れがあります。生のグレープフルーツだけでなく、グレープフルーツジュースも同様です。
<コーヒー、紅茶、緑茶>
コーヒーや紅茶、緑茶にはカフェインが多く含まれています。H2ブロッカーと呼ばれる胃薬でシメチジンという薬を使っているものと、カフェイン入りの飲み物を一緒にとると、体内からカフェインを排泄するのが遅くなり、心臓がどきどきしたり、イライラしたりすることがあります。
これら以外にも、薬との飲み合わせ・食べ合わせの悪い食べ物があります。食後、食間など薬の服用時間をよく守って、食べ物と一緒にとらないようにしましょう。
2004年3月22日
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