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冬場には、運動前のストレッチが大切
身体が冷えて、筋肉が固くなっている冬場には、運動前のウォームアップを念入りに行わないとケガをします。散歩程度の軽いウォーキングや足踏みを5〜10分間行い、その後、ラジオ体操程度の筋肉を伸ばす運動をしましょう。
注意したいのは、身体が温まる前に無理に筋肉を伸ばすと、反動で逆に筋肉や筋を痛める危険があることです。ウォームアップは無理をせず、痛みを感じない程度に弾みをつけずに行いましょう。身体がある程度温まってくればスタンバイOK。十分に運動効果を得られる状況です。
また、運後後にはクールダウンを行い、使った筋肉をほぐして呼吸を整え、筋肉疲労を残さないようにしましょう。
中高年で注意したい、循環器系の事故
寒い時期に起こる運動中の事故は、心臓や動脈などの循環器系に多く起こります。その理由は、寒い時期の血圧上昇と深い関係があります。
高血圧の人では、寒いところに出ただけで、200mmhg以上に血圧が上がるため、脳動脈硬化などがあり血管がもろくなっていると、破れてしまいます。また、血圧が上がると心臓にも負担をかけるため危険です。心臓病や高血圧の人は、寒い日の戸外での運動はできるだけ避けたほうがいいでしょう。何が何でも「運動が身体によい」というわけではありません。
また、健康な人でも中高年では特に、冬の運動前にはウォームアップに配慮する必要があります。まず、筋肉をほぐすストレッチを十分に行い、次に準備運動をして、軽めに運動を始めます。ストレッチを始めてから軽めの運動まで10〜15分かけて筋肉をほぐしてから、いつものペースで運動を行いましょう。
血圧の上がりやすい冬場は、運動中の自覚症状にも注意が必要です。胸痛やめまい、吐き気などの自覚症状があればすぐに運動を中止し、医師の指示を受けましょう。また、ある程度強い運動の後では、血圧がストンと落ちてめまいを起こすことがあります。徐々に軽い運動にし、整理体操、ストレッチ運動の順でクールダウンも念入りに行いましょう。
2003年11月25日
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