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酸素をとりこみ脂肪を燃やすエクササイズ 第1回
「ATポイント」で効率よく脂肪燃焼


ダイエットのために効果的な運動

 運動をすると、多くの筋肉を使い、呼吸も普段より速くなります。これはたくさんの酸素をとり込み、血液を通して体全体にいきわたらせるためで、酸素は体内の脂肪を燃焼させるために重要な役割を果たしています。
 有酸素運動は、この体内にとり込んだ酸素を使用することで筋肉中のブドウ糖や体脂肪からエネルギーをつくり出しておこなう運動です。その効用は、単に体脂肪を燃焼させる効果があるだけでなく、比較的軽い有酸素運動を一定時間続けることで、心肺機能の向上や血液循環の促進、毛細血管の発達などの多くの効果も期待できます。

 

「AT(無酸素性作業閾値)」ポイント

 エアロビクスやウォーキングなどの有酸素運動でも、運動強度をどんどん上げると、徐々に無酸素運動に変化していき、脂肪燃焼の効率は悪くなっていきます。同時に乳酸などの疲労物質が体内に発生し、体への負担が急激に増加します。「AT(Anaerobic Threshold=無酸素性作業閾値)」ポイントは、有酸素運動と無酸素運動の境界線のことですが、これはいい換えると効率よく脂肪を燃焼させ、血中に乳酸が増加することなく有酸素運動ができる限界値なのです。減量のための運動は、ダラダラやってもダメですが、逆に激しすぎても逆効果というわけです。

 脂肪を最も効率よく燃焼させる運動レベルであるATポイントは、、心拍数を使って計算できます。最大心拍数(拍数/分)は「220−年齢」という公式で求められますが、この心拍数は運動の経験によって個人差があります。一般的に、最大心拍数の55〜75%の心拍数で運動することが、ダイエットには最適な運動レベルだといわれています。この範囲をターゲットゾーンとして、体調や体力などを考慮しながらATポイントを少しずつ高めていきましょう。


2002年8月5日

※この原稿はスポーツトレーナーが監修しています。
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