| あなたは、自分が「肥満だ」と思いますか? 水着の季節が終わって安心しているわけにはいきません。次は、涼しくなって食欲も出てきたころに、豊富な「秋の味覚」が待ち構えています。普段ダイエットを意識しない人でも、成人してからアルコール量が増え、摂取カロリーが急増し、運動不足というマイナス要素がさらに加わって、何となく「ビールっ腹にはなりたくない」と思っている人は多いのではないでしょうか。 「肥満」かどうかを自分で知る方法として、身長と体重から計算する方法と、体脂肪率をチェックする方法があります。
身長、体重から自分の「肥満度」を知る
身長、体重から計算する方法として最近、広く用いられているのが、BMI(ボディ・マス・インデックス)。厚生労働省の国民栄養調査などでもこのBMIが使われています。BMI値は22が最適とされています。これまでの疫学的調査で、BMI値が22の時は病気の発生率が最も少ないというデータがあるからです。標準値としての幅はありますが、22より多くても少なくても、つまりはやせ型に傾いても肥満に傾いても、健康的とはいえません。
BMI値の計算方法は以下の通りです。
BMI=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}
例えば、身長172cmで体重が75kgの人なら、
75÷(1.72×1.72)=25.35
となります。反対に自分の身長から理想的な体重を出すには
理想体重=身長(m)×身長(m)×22
172cmの人なら
1.72×1.72×22=65.08kgということになりますね。
このBMIの基準によると、BMI値が18.4以下ではやせ型、18.5〜24.9が標準、25以上が肥満となっています。健康を維持するためには、何とか標準値内にとどめておきたいものです。
BMI
| やせ型 |
標準 |
肥満 |
| 18.4以下 |
18.5〜24.9 |
25以上 |
体脂肪率で自分の肥満度を知る
身長が同じであれば、脂肪ばかりの人よりも筋肉や骨が発達している人のほうが、体重は重くなります。単純に体重だけでは真の肥満なのかどうかは判断できません。そこで大切になるのが、体脂肪率です。体脂肪率は男性・女性によって適正値が異なります。成人男性の適正値は14〜23%、成人女性の適正値は17〜27%(*詳細は下記)。女性のほうが多いのは、妊娠・出産の準備として体が最低限必要だと考えて脂肪を蓄えておくメカニズムによるものです。最近では、体脂肪率が測れる体重計が広く普及されているので、自分の体脂肪率を測ったことのある人も多いのではないでしょうか。BMI値と体脂肪を日常的にチェックして、ヘルシーな生活を送りましょう。
適正体脂肪率
(慈恵医大 健康医科学データ)
| |
男性 |
女性 |
| 30歳未満 |
14〜20% |
17〜24% |
| 30歳以上 |
17〜23% |
20〜27% |
2001年9月10日
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