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あなたは性感染症にかからない自信がありますか? こう聞かれて即座に首を横に振ることが難しい時代になってきました。もちろん決してSEXをしないというのなら話は別ですが、普通の性生活を営む者なら誰でも罹患のリスクがあるのが、現代の性感染症の怖いところです。
それには背景となる大きな理由が2つあります。
第1は、かかったら明らかな異常の出るかつての性病と違い、症状に乏しい無症候性の性感染症が急増している点です。症状が乏しいから罹患に気づかない、あるいは大したことはないからと放置して、自らも感染源となっている人が多いようです。
また、18から59歳までの男女5000人を対象とした厚生省(当時)の性感染症サーベイランスデータでは、男女とも約8割が10代で性活動を開始し、24歳以下で5人以上の相手と接触した女性の割合は4割弱といった結果が出ていますが、そうした不特定多数との性交渉が性感染症にかかるリスクを高めているのです。ここに戦慄するような試算があります。昨夜一夜を共にした男女がいて、双方が過去1年に3人と性交し、その3人もそれぞれ過去1年間に3人と性交し、またその3人も……、というように計算していくと、7年間で1460人、12年間では53万1441人もの集団ができあがります。その中にエイズを含めて性感染症にかかっている人がいたら、昨夜のカップルのどちらかも感染している可能性が高いというのです。
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