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日本では、肝障害のほとんどは肝炎ウイルス感染が原因です。一般的に、生活習慣病の予防には、まず食生活や喫煙、飲酒、運動などについて日常生活を改善することが必要ですが、肝臓病を防ぐには、まず肝炎ウイルスに感染しないようにすることが大切です。そのためには、どのようなルートで感染する可能性が高いのか、さらに今日の感染状況にはどのような背景があったのかを知ることです。
B型肝炎ウイルス(HBV)やC型肝炎ウイルス(HCV)は、エイズウイルス(HIV)と同様に、血液を媒介とする感染症です。インフルエンザやA型肝炎のように、職場や学校でひろがるような病気ではありません。空気感染はしないし、食べ物や飲み物から伝染する病気ではないのです。
この2種の肝炎ウイルスにとって、輸血は最も確実な感染ルートでした。現在では血液センターで厳密なふるい分けがおこなわれ、危険な血液は除外されています。同様に、血友病の患者さんが血液製剤の投与でウイルス感染してしまうケースも過去にはありましたが、状況は改善されました。
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※この原稿は医師が監修しています。