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アレルギー専門医師に聞く
花粉症・アレルギー性鼻炎対策 第3回
花粉症の症状を出さないための注意点

午後イチの外出はなるべく控えて

 花粉症の症状を出さないための最良の方法は、症状を引き起こす元である花粉との接触を避けることです。
 最近はテレビなどの天気予報で警告が出されますので、花粉がたくさん飛ぶと予測されている日の外出は、できる限り避けましょう。また、雨上がりの翌日は、雨によって地面に落とされた花粉が再び舞い上がる可能性があります。スギ林から風に乗ってやってくる花粉があるところに、再び舞い上がった花粉が加わるので、空気中の花粉の密度は予想以上に高くなります。こうした日のゴルフなどは控えたほうが無難です。
 といっても、仕事や用事などがあって、花粉が多いからと家や会社から一歩も出ないというわけにもいかないのが現実です。そのときは、せめて飛散量の少ない時間帯を選ぶようにしましょう。スギが植えられている地域での飛散のピークは午前中ですが、都市部は飛散した花粉が来るまで時間がかかるので、午後1時〜3時ごろにピークを迎えます。打ち合わせなどの外出はこの時間帯をはずし、午前中早めか午後7時以降にしたいものです。

上着は表面のツルツルしたものを

上着は表面のツルツルしたものを イメージ 外出時のスタイルにも注意が必要です。
 必需品といえるのが、鼻がすっぽり隠れるくらいの大きめのマスクです。この中に、水を指につけパラパラと降りかけて湿らせたガーゼを1枚置きます。ガーゼを湿らせるのは、吸い込む空気の湿度を高め、鼻の粘膜を保護するためです。ガーゼは毎日、マスクは2日ごとに取り替えてください。
 目に花粉が入らないようにするには、メガネが効果的です。メガネをかけると花粉が目に入る量が、裸眼時の3分の1ですむとされています。
 髪の毛に花粉がつくのを防ぐのが、帽子です。つばがあり、表面がつるつるした素材を選びましょう。
 外出着、特にコートは表面に起伏のないものが適しています。ウールなど目の粗いものは避けましょう。襟をたて、花粉が首もとから侵入するのを防ぎます。

アルコールやタバコ、辛い食べ物は危険

 建物や家に入るときは、帽子やコートは玄関の外でよくはたき、花粉が建物内に入らないようにします。 会社や家に帰ったら、すぐにうがいをし、顔や手を洗ってください。
 風の強い日は、窓を開けないこともポイントです。室内は空気清浄機で花粉を除去したり、加湿器で空気を乾燥させないようにするのもよい方法です。
 大量のアルコールや辛い刺激物は、鼻の血管を広げるので鼻づまりがひどくなります。タバコは、鼻の粘膜を刺激して症状をひどくさせます。この時期は、飲酒や喫煙を控えたほうがよさそうです。

次回は「花粉症の予防」です。


2001年3月19日

※この原稿は耳鼻咽喉科・神経耳科医師が監修しています。

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