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日常の食材で十分まかなえる強精食

 今週某週刊誌で、「体にいいSEX、悪いSEX」という特集をやっていた。電車の中吊りで見かけた方もいるだろう。そうだ、精力も健康度を測るひとつのバロメータなのだ。そこで、今回はちょっと知っておくと得な強精食の話題についてご紹介したいと思う。

 30〜40代からの早漏、勃起不全など精力の衰えは、ことセックスに限らず仕事のほうにもマイナス。そこで世の男性は肉体的、精神的保険を兼ねて強精食といわれるものに関心を持つ。

 一般に、精力のつく食材というと、すぐに生タマゴ、トロロ、ナットウなどのヌルヌル系やニンニク、ウナギ、スッポン、さらにはマムシ、サソリといったゲテモノに近い食材などを連想する。たしかにマムシには下半身の血行を良くするアミノ酸の一種、オフィジンが含まれているし、ウナギには精液の主成分であるタンパク質合成に欠かせないムチンや、アルギンなどのアミノ酸、精子のもとになるリボ核酸が豊富に含まれているから、あながち風説とは言えない。

ホルモン剤は一時的
常用するなら強精食

   さらに熱心な人は、こっそり手に入れたホルモン剤を愛用するのだが、これは確かに一時的にめざましい効果を発揮する。しかし、常用すると本来体に備わっているホルモンを作る機能を衰弱させてしまうので、あまりおすすめできない。

   むしろ大事なことは、これら強精食と言われるものも急に、あるいは思い出したように食べたり、ホルモン剤に頼ったりするのではなく、ごく日常の食材から強精栄養素をバランス良く摂取する食習慣を身に付けることである。

 精力を鍛える食材ならリン資質だ。これは動物の骨に多く含まれている。骨ごと食べられる小魚、ヤキトリの軟骨焼きなどがいい。また、核酸は精子を作る物質だが、ハマグリ、アジ、エビ、カニなどに含まれる。そのほかイワシ、サバなどの青魚や米糟の胚芽、新鮮な果物や緑黄野菜も立派な強精食なのだ。


2000年6月28日

Psycho ad. consultant 小川 興
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