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歯と糖尿病の以外な関係
当たり前だが、入院するまで糖尿病と歯の因果関係なんて考えもしなかった。今更悔やんでも後の祭り。今後は少しでも自分の身体を大事にしなきゃ、と思う今日この頃である。
糖尿病の症状に"口渇"がある。喉が渇いた状態の一歩進んだヤツで、口の中がカランカランになるのだが、要は唾液の分泌が著しく減少するのだ。唾液が少ないと自浄作用が低下する。すると食べカスや歯垢が残りやすくなり、歯の病気に掛かり易くなってしまう。
グルッと廻って歯が悪い(虫歯が痛い)と当然、食べ物をあまり噛まず飲み込もうとする。これがまた糖尿病にはひどく悪い。噛まないで飲み込むと、沢山食べても満腹感が得られず、つい食べ過ぎてしまう……。何と救い様のない悪循環だろう。
力かげん、頼りなさげが良いかげん
では歯のお手入れのポイントだが、基本は毎食後30分以内に磨くこと。次に歯ブラシの持ち方だが、大抵は拳を握る様に持ってはいないか? だがこれは否! 鉛筆を持つ要領で持つことを理想とするそうだ。一度試して欲しいのだが、この手つきだとギュッと握るのに比べて力が入らないのに気付く。何だか頼りなく磨いた気がしないのだが、これが良いのだ。併せ技として、歯磨き粉の付け過ぎにも注意したい。
つまり、歯磨き粉をタップリ付けて、力一杯ゴシゴシ磨くと、大して磨かなくても磨いた気になってしまう。これがすこぶる良くない。歯ブラシの先にチョイッと歯磨き粉を付けて、歯を一本ずつ磨く様にゆっくり磨くこと。ちなみに、磨く時間の目安は10分。これが堪らなく長く感じる場合は、それだけ歯磨きを疎かにしていたということだ。
また、歯ブラシは毛の硬さに段階があるが、硬い方がキッチリ磨けるというものではない。人それぞれの歯の質によりけりで、歯科医に聞くと、適切な歯ブラシの硬さを教えてくれるので、一度相談されることをオススメする。
ところで皆さん、『8020運動』をご存知かな? これは"80歳"まで自分の歯を"20本"残しましょう、という趣旨の健康運動。「あっ、成る程ねぇ」なんて関心してる場合じゃありませんよ。ご自分の歯が現在何本残っているか分かってますか? 覚えてないならチャント勘定しときましょうね。
(つづく)
2001年3月5日
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