|
最近は漢方による治療が注目されています。アレルギー体質が改善されるわけではありませんが、免疫のバランスをとって、症状を抑えることに効果があるといわれています。
アレルギーは遺伝するの?
両親ともアレルギー体質の場合、その子どももアレルギー体質で産まれてきやすいと言われています。しかし「体質」というだけで、発症するとは限りません。また、同一のアレルギー性疾患が出ると決まっているわけでもありません。たとえば親が鼻炎で子どもがぜんそくなど、違ったところに出てくることもあります。
大人になったら治る?
乳幼児のころに食物アレルギーで食べられなかったものが、成長とともに食べられるようになることはあります。
食物アレルギーは、乳幼児の消化力が弱いことと、腸管の壁が未消化の物でも通しやすいことによって発生するため、成長とともに消化能力も高くなるのでアレルギーの症状は緩和されていきます。しかし完治するわけではないので注意は必要です。
乳幼児のアトピー性皮膚炎も、消化や免疫、皮膚などが、安定していないことから起きているケースが比較的多いので、それらが発達してくると治まるというケースはよくあります。
しかし体質なので「治る」「治らない」ということはありません。大人になって仕事や家庭のストレスから、ぜんそくなどの形でアレルギー性疾患が再発することもあります。
何科を受診したらいいの?
鼻炎は耳鼻咽喉科、アトピー性皮膚炎であれば皮膚科、ぜんそくなら小児科など、その症状が出ている科を受診するのが一般的です。アレルギー専門の外来もいいでしょう。どこにかかったらいいのか不安な場合は、まず小児科を受診してそこから紹介してもらうと安心です。
漢方薬がアレルギーに
効果があると聞いたんだけど?
一部の漢方薬はかゆみを抑えたり、免疫機能の暴走を抑制したりする効果が認められています。信頼できる医療機関で診察を受けてから、漢方薬の使用を検討するのもいいでしょう。しかしアレルギー体質とは別の体質の違いにより漢方薬の効果には大きな個人差があります。一種類の漢方薬がすべての人に効くわけではありません。また,漢方薬を自己判断で選ぶのではなく,漢方診療に詳しい医師の漢方診断を受けることが必要です。
|