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ある特定の食物を食べた後に、その食物がアレルゲンとなって起こるアレルギー反応を食物アレルギーといいます。卵、牛乳、小麦が三大アレルゲンとして知られています。
食物アレルギーはどうやって見つける?
食物アレルギーの症状で多いのは皮膚症状で、かゆみ、じんましん、湿しん等です。まれに下痢や嘔吐、口・のどの粘膜のはれ、鼻水、目のはれ、かゆみ、腹痛、咳や呼吸困難等の呼吸器症状がみられ、重症の場合にはアナフィラキシーショックを起こしてしまうこともあります。
食物アレルギーは、原因となる食品を食べなければ発症しません。ですから対策を立てるために「何のアレルギー」なのかを知ることが必要です。
食物アレルギーかな? と思った時は、自分で判断せずに、必ず専門医の診察を受けてください。その際に、症状が出る前、3時間以内に食べたものと、どのような症状があらわれたのかを記録しておき、持参するといいでしょう。
食物アレルギーを起こしやすい食品として卵、牛乳、小麦の三大アレルゲンがあります。他にも大豆、魚類、肉類、甲殻類(エビ、カニ等)、野菜、果物等も食物アレルギーを引き起こすことがあります。
また、そば、ピーナッツ(落花生)等はアレルギーの頻度は高くないものの注意が必要です。アナフィラキシーショックを起こすなど重症化しやすいのです。
アナフィラキシーショックってなに?
食物、薬物、ハチ毒などが原因で起こる、急性アレルギー反応のひとつです。症状が急激にあらわれることから、即時型アレルギーに分類されます。じんましんなどの皮膚症状のほか、ときに呼吸困難、めまい、意識障害等の症状を伴うことがあり、ひどいときには急激に血圧が下がり、呼吸困難などショック症状(アナフィラキーショック)を引き起こし、生命をおびやかす危険な状態に陥ってしまうことがあります。万が一、アナフィラキーショックを起こした場合には、安静にし、すぐに救急車を呼んでください。
食物アレルギーの治療は?
最も有効な対策は、原因食物を食べないこと(除去食)です。しかし、保護者の自己判断で不必要な除去食を行い、栄養面での不足を起こすケースもあります。食事制限をはじめる前に、必ず専門医の診察を受け、適切な指導を受けるようにしましょう。
アレルゲンを強い皮膚反応や発作を起こさない程度の少量から徐々に増量しながら注射し、そのアレルゲンに対する過敏性を低下させることを狙う減感作療法も行われることがあります。しかし,治療のために注射したアレルゲンによってアナフィラキシーショック等の副作用が起こることもあり得るので、必ず専門医の指導に従わなければなりません。
アレルギー症状があらわれたときには、症状を抑えるために、薬物療法(抗ヒスタミン薬、気管支拡張薬、ステロイド薬等の投与)が行われることもあります。
子どもの食物アレルギーは、0〜2歳で発症することが多く、その後、年齢とともに減少し、8歳までに9割が治っています。
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