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おねしょには3タイプある
おねしょには、多量遺尿型、排尿機能未熟型、混合型の3つのタイプがあります(排尿機能未熟型、混合型については次回で説明します)。
多量遺尿型(ぐっしょり型)
おしっこの量そのものが多く、夜間にうすいおしっこがたくさん出てしまうタイプです。
原因として、抗利尿ホルモンの夜間における分泌不足が挙げられます。脳の下垂体後葉で分泌される抗利尿ホルモンは、一般的には日中は少なく、夜間の睡眠中に多量に分泌されます。そのため日中は尿量が多くなり、夜間は尿量が少ないのです。が、夜尿症の場合は、夜間に分泌される抗利尿ホルモンの量が少ないため、夜間の尿量が多くなり、もれてしまうのです。また、抗利尿ホルモンが少ないと、腎臓の尿細管での再吸収が不十分となって、うすい尿がどんどん作られてしまうということもあります。
このタイプのおねしょをする子供は、ほとんどが、比較的身長が低く、二次性徴が遅れがちです。また、習慣的に水分をがぶ飲みしていることが多いようです。
このタイプの薬として使われる三環系抗うつ剤は、アナフラニール、トフラニール、トリプタノールがあります。これらは、抗利尿ホルモンの分泌をうながす作用があります。いずれも就眠前に飲みます。副作用としては、食欲不振、悪心、嘔吐といった消化器症状と不眠が代表的で、これらが見られた場合には、ただちに中止します。
DDAVP点鼻療法もよく使われます。就眠直前に酢酸デスモプレシンを点鼻して、鼻粘膜から吸収させます。この薬を使う場合は、水分の摂取リズムを守ってください。夕方から水分をがぶ飲みしてこの点鼻薬を用いると、水中毒症状といって浮腫(むくみ)や頭痛、極端な場合には、けいれんなどの副作用が出ることがあります。
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