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「目が悪い=近視」ではない
視力が出ない=近視と思いこみがちですが、必ずしもそうではありません。
遠視も近視も、そして乱視のような屈折異常では、視力は低下します。私たちがはっきりと物が見えるのは、水晶体というレンズを通して入ってきた光が、網膜のうえで像を結ぶためです。ところが、屈折異常があると焦点がずれてしまうために、うまくピントが合わない状態になるのです。
近視は網膜の手前で焦点を結んでしまう状態。遠視はそれと逆に網膜よりも後ろで結んでしまう状態、乱視はピントが結ばれる位置が1ヵ所でない状態をいいます。
小さい子どもの目は、まだ小さく、像が後ろの方で結ばれがちです。そのため、幼児から小学校低学年では、近視よりも遠視が多いのです。
小学校3年生以降は近視が多くなってきます。近視は、テレビやマンガの見すぎ、勉強のしすぎなどの環境と、遺伝が原因といわれています。
集団検診で異常が見つかったら
学校の検診でよく「仮性近視」といわれますが、これは調節する筋肉が異常な緊張によって、近視のような状態になった目のことをいいます。したがってこのような目の子どもは、視力測定の時に正しい視力が出ないことがあります。
集団検診は万能ではありません。特に、子どもでは、その子どもの集中力ややる気で視力は変化して、正しく結果が出ない場合があります。また、目や脳の病気でも視力が出ないことがあります。このようなことから、学校検診などの集団検診で子どもの視力が悪かった場合は、必ず眼科を受診させるようにしてください。

★斜視はなぜおこる?★
黒目が目の中心からずれている状態を「斜視」といいます。斜視は、多くの原因が複雑に絡み合って起こります。斜視の治療には手術をすすめられることがありますが、メガネをかけることで矯正ができることもあります。
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