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食中毒の原因は、食品に細菌や有毒物質が混入することにあります。高温多湿の夏は、細菌の繁殖が短時間で進むため、他の季節よりも特に注意しなければなりません。
食中毒の種類(原因と経路)
- ブドウ球菌(賞味期限を過ぎた食品など…調理する人の指などから感染する)
- サルモネラ菌(生卵や生肉、加熱不十分の肉…汚染されたまな板や食器から感染)
- 大腸菌(加熱不十分の肉など…感染者の便で汚染された手で調理されることにより感染が広がる)
- カンピロバクター(汚染された肉や水など…肉を切った後の包丁に付着していた菌が繁殖する)
- ボツリヌス菌(菌の繁殖したハチミツ、缶詰や真空パックの食品…空気のないところでも繁殖する菌なので注意が必要)
症状と対処法
食中毒は、下痢、おう吐、発熱、腹痛がおもな症状です。短時間にこれらがおこったら、すぐに病院に行ってください。特に水のようなウンチが何度も出たり、何度も吐いたりして元気がなくなり、呼びかけても反応が鈍いときは、脱水症状を起こしています。点滴で水分を補給してもらう必要があります。
家庭では、おう吐が収まったら、下痢があっても湯冷ましなどを与えましょう。
ボツリヌス菌に感染した場合は、おう吐や下痢は少なく、全身の筋肉がだらんとするのが特徴ですが、これも、すぐに病院に連れていく必要があります。入院の可能性が高いことを心に留めておいてください。
食中毒を予防するために
何よりも手洗いと、食材の衛生に気を配るべきです。
賞味期限の過ぎた食べ物は口に入れない。匂いや保存状態をよく確認する(冷蔵庫を過信してはいけません)というのはもちろん、子どもが食べるものは特に、加熱時間を他の季節より長く取り、しっかり火を通すようにしましょう。
生肉を切った後の包丁とまな板にも注意が必要です。きちんと洗わずに生野菜を切ってしまい、サラダから食中毒に感染した例もあります。
参考資料
「チャイルド・ヘルス」2002年8月号 診断と治療社
「赤ちゃん・小児医学事典」 大国真彦監修
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