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ひとくちに「便秘」といっても程度はそれぞれ。気をつけなければいけないのは、どんなときでしょう?
「便秘」と「便秘症」
「便秘」と「便秘症」は違う、ということはご存じですか?
一般に便秘は、2日以上うんちが出ない状態のこと。でもこれは大人でもよくあることで、機嫌もよく、食欲もあるなら、病気とは考えなくていいでしょう。
便秘によって、腹痛、食欲不振、お腹がはる、排便に苦痛をともなう、などの症状がある場合を「便秘症」とよび、こちらは治療が必要な場合があります。
2〜3日の間うんちがまったく出なくても、出すときに苦しがらなければ、単に便秘気味というだけで、便秘症の心配はありません。
うんちが固いだけでなく、なかなか出なかったり、出ても固くてコロコロで、出すたびに泣いたり、肛門が切れて血が出るなどといった場合には小児科医に相談しましょう。
心配いらない便秘
乳児の場合、ほとんどの便秘はいつの間にか治るもの。ふだん食欲もあり、体重も順調に増え、機嫌もいいのであれば、一過性のものと考えられますから、深刻に考えることはありません。
また、たまに赤ちゃんが顔を真っ赤にしていきむことを心配する保護者の方もいますが、大人でも、排便のときにはいきむものですよね。腹筋が弱い赤ちゃんは、いきんでも腹圧が効果的にかからずに、排便しづらいため「うーんっ!」と、がんばってしまうのです。心配はいりません。
こんなときは病院へ
だんだんひどくなる便秘や、浣腸しないと何日もうんちが出ないときは、腸や内分泌の病気の疑いがあります。かかりつけの小児科医に相談しましょう。
うんちが固いとき、たまに血液が糸状になってついていることがありますが、これは排便の時に肛門が傷ついて出血したもの。血便ではありませんので、心配はいりません。
しかし、肛門が切れて痛がるときには、まず傷を治すことが先決です。放っておくと赤ちゃんは、うんちを我慢して、ますます便秘がひどくなることがあります。応急手当としては、肛門をぬるま湯で洗って、ワセリンなどで傷口を保護します。そのあと小児科へ行って、塗り薬などできちんと治療しましょう。
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