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これまでは、近視の治療といえば、メガネやコンタクトレンズを使用して視力を矯正する方法が一般的でした。しかし、現在では、レーザーを用いた近視手術など、新しい治療法が世界に広まりつつあります。なかでも、最近健康雑誌や家庭の医学書などでみかける、オルソ・ケラトロジーと、LASIK(レーシック)についてご紹介しましょう。
眠っている間の矯正、オルソ・ケラトロジー
私たちは網膜に結ばれた像を脳に送り「見ている」と認識するわけですが、この網膜に像を結ばせるための「凸レンズ」の働きをするのが角膜です。オルソ・ケラトロジーは、眠っている間に個人にあわせた特殊なコンタクトレンズを着用し、角膜の形を少し変えることにより、網膜に焦点があうようにする、というもの。
目覚めた後は、角膜の形が調整されていますので、裸眼視力がアップしますが、治療を中断すれば、角膜は数日で元の形に戻ります。現在、この方法の効果については研究がおこなわれています。
話題のLASIKは、子どもには向きません
屈折異常を矯正するLASIK(レーシック)は、角膜を円形に薄くめくった後に、レーザーを照射して角膜の屈折率を変える手術です。矯正効果に優れ、痛みもほとんどなく、また手術後すぐによく見えるようになるのですが、成長期に眼軸が伸びる可能性のある18歳未満の人には向いていません。
★普通のコンタクトをつけたまま眠るのは、ダメ!★
眠っている間に装用して視力を矯正する「オルソ・ケラトロジー」のコンタクトレンズは、特殊なコンタクトレンズで、もちろん「普通のコンタクト」とは違います。ですから、連続装用タイプのものを除き、お子さんが普通のコンタクトレンズをつけたまま眠ってしまうことのないよう、注意してあげてください。たとえば1時間程度のうたた寝でも、ハードレンズ、ソフトレンズに限らず、角膜(黒目)の表面にうっすらと、点状の傷がついてしまいます。これを点状表層角膜症状といいます。2日ほどで治る傷ではあるものの、正しくないレンズの取り扱いが平気になってしまうと、いずれもっとひどい目のトラブルを引き起こしかねません。
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