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子供をめぐる栄養問題 第2回
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小児肥満から発生する病気に関する情報
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1.糖尿病
肥満の子供たちに多い成人型の糖尿病は、摂取する糖分の量が多すぎて糖が十分に燃焼されず、血液中の糖分が異常に高くなってしまう病気です。血液の流れが悪くなり、心臓や腎臓、脳や目の網膜に異常を引き起こします。その原因は糖分の多い偏った食生活と運動不足です。軽い糖尿病ならば、食事療法と運動療法で治すことが可能です。
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2.循環器系の病気
・高脂血症
血液中のコレステロールや中性脂肪が極端に多い状態を、高脂血症といいます。コレステロールは子供の発育に欠かせない体内物質ですが、とりすぎると動脈硬化を引き起こすこともあります。ハンバーグ、カレーライス、スパゲッティといった、子供の好きな動物性脂肪の多い食品に含まれます。
・動脈硬化
動脈の内壁に脂肪がついて血管が狭くなり、動脈の弾力性が失われてもろくなったり血流が悪くなったりする病気です。原因は高脂血症と同じく、脂肪分のとりすぎです。動脈硬化が心臓の血管で起こると心筋梗塞や狭心症、脳の血管で起こると脳卒中の原因になります。ある日突然発作が起こり、命を奪われる危険もあるこわい病気です。
・高血圧
子供が肥満した体を動かすことは、小型車のエンジンで大型車を動かすようなものです。そのため、エンジンには大きな負担がかかります。からだのエンジン部分である心臓をめいっぱい動かそうとして血流の量が増え、血管に対する圧力が増して高血圧になります。高血圧は動脈硬化の原因となり、脳出血や脳硬塞の引き金となります。
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3.呼吸器系の病気
脂肪分が首につくと、気道を圧迫して呼吸障害が起こり、気管支炎や肺炎のリスクが高まります。肥満の子供が少し体を動かすと、苦しそうな息遣いをするのはそのためです。睡眠中、呼吸が一時的に停止してしまうこともあります。呼吸困難を起こしてチアノーゼになったり、失神する場合もあります。
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4.骨折、関節炎、肉ばなれなど
太った体を支えるために、骨や関節に大きな負担がかかります。運動不足の体に大きな体重がかかることで、骨折、関節炎、肉ばなれなどが起こってしまいます。 |
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監修:加藤 達夫(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 小児科)
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