|
家に潜むアレルゲンを取り除く
ぜんそくを始めとするアレルギー疾患は、さまざまな原因物質がからんで引き起こされるものです。家の中に多いダニやカビ、ほこりといったハウスダストを除去することが、ぜんそくの治療には欠かせません。
病院に通い始めてからも週に2、3回は発作を起こしていたりゅうやを診察しながら「お母さん、環境整備はきちんとやっていますか?」と先生がするどく指摘しました。
私が思わずドッキリした顔をしていると、病院内にある「アレルギー児の親の会」が主催する勉強会に出席するようにすすめられました。ここで私は環境整備について、みっちり勉強することになったのです。
1日の約半分を布団で過ごす子供たち
お昼寝をする乳幼児にとって、布団は正に日常生活の一部分。その布団こそが、ダニの繁殖には絶好の場所なのです。
繁殖の代表的な条件は(1)子供の汗をたっぷり吸い込んで湿度が高い(2)髪の毛、アカ、フケといったダニの餌が豊富にある(3)ダニが潜り込みやすい、という点。アレルゲンであるダニがいっぱいいる布団に、ぜんそくのりゅうやが顔を押しつけて寝ているのだからこれはひとたまりもないわけです。
対策として、まずは天日干しや布団乾燥機で布団を十分に乾燥させること。ダニの死骸もアレルゲンになりますから、干し終わったら必ず布団の両面に掃除機をかけなければいけません。タオルケットや毛布、シーツなども、最低週1回の洗濯が必要です。寝室が同じなら病気の子どもの布団だけでなく、親の布団も同様の配慮をしなければなりません。高密度繊維を用いた防ダニシーツや防ダニ布団を購入して使うのも一つの手。羽毛、綿、そばがらなどはダニが繁殖しやすいので、寝具には避けたい素材です。
| ぜんそく |
 |
布団類のこまめな乾燥、掃除、洗濯をおこない、場合によっては専用の寝具をもちいること。
2001年11月12日
|