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それは風邪から始まった
りゅうやがその発端となる風邪をひいたのは、1歳10カ月の秋のことでした。
小児科では「ぜんそく様気管支炎(気管支炎とぜんそくの中間の状態)だけれど、ぜんそくにはなってないから心配ない」といわれましたが、激しい咳は1カ月以上続いても止まりません。熱がないのでそれほど重症というわけじゃないのかなあ…と思っていると、そのうち息をするたびにのどがぜいぜいひゅーひゅー鳴り始めたのです。12月になると夜泣きがひどくなり、激しい咳の合間に泣き、泣く合間に咳きこむという悲惨な夜が続きました。あまりに激しく咳きこむために、咳と一緒に食べたものを吐いてしまうこともしばしばおこすようになりました。
熱がなくても重症なんて!
自他ともに認めるのんびり屋の私も、さすがに不安になりました。そこで小児科の先生には内緒で国立の小児病院へりゅうやを連れていくことにしたのです。
病院の先生は、りゅうやを診察すると即座に
「ぜんそくです。検査の結果によってはすぐに入院してもらいます」
とキッパリ。後から知ったことですが、熱が出ないのでたいしたことないだろう…と放っておいてぜんそくが悪化してしまうケースは意外に多いとのこと。その知識があったら、りゅうやは2カ月も咳に苦しまずに済んだのに…。連日の夜泣きに悩まされ「もう、いい加減にして!」などと怒鳴ってしまった私を、りゅうやはどんなに情けない母だと思っていたことでしょう…。
診察室で、2歳の誕生日を迎えたばかりのりゅうやを呆然とだっこしながら、今までごめんなさい、お母さんはダメね、でも入院費は? 仕事は? 家のことは? などとあらゆることが走馬灯のように私の頭の中をかけめぐったのでした。
| ぜんそく |
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例え熱がなくても、咳が激しい場合は甘くみないこと。すぐ病院で検査をしてもらおう!
2001年10月1日
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