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アトピーの患者さんにとって、夏に気をつけなければいけないのは、日光と汗です。
夏休みは、子どもにとっても大人にとっても、うれしいもの。子どもは夢中でせみ採りや川遊びを楽しみます。ほんとかなあ……。
私のところにも子どもの患者さんが多くきます。とくに中学生・高校生は、部活でスポーツをしている子も多く、6
月くらいまで落ち着いていた炎症が、夏に一気に 悪化して私のところに飛びこんでくるのです。悪化の原因は、明らかに日光と汗。
なかには、1 日7 時間も炎天下で練習しているという、まさに“スポコン”患者さんもいます。さすがにそんな患者さんには、「部活を休むなり、やめるなりしないと治らないぞ」という言葉が、口からでそうに。
でも、“好きなことに打ちこみながら、そういった日常をできるだけ崩さずに病気を治す”というのが、私の治療方針ですから、その言葉をいつもグッとガマンしています。
事実、湿疹は悪化しても、診察室へ入ってくるその患者さんの表情はイキイキしてるんですね。QOL(Qualityof
Life=生活の質)に通じる方針ともいえるのですが、私自身はガマンガマン、けっこうストレスをためています。まあ、医師って、そん(損)な職業です、なんてね。
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