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100歳以上でも股関節置換術の検討を
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100歳以上の患者でも、年齢だけを理由に股関節置換術の対象から除外するべきではないことが新しい研究で示された。
米ピッツバーグ大学(ペンシルベニア州)の研究チームによると、100歳以上の2人に1人が自立した生活を送っているものの、骨粗鬆(しょう)症による高い骨折リスクにさらされている。しかし、90歳以上を対象に関節置換術の有効性を検討した研究はほとんどなく、高齢者の手術の成果を再検討することが重要であるとチームは主張している。米国では、60〜80歳の患者を中心に年間19万3,000人が股関節置換術を受けると推定されている。
今回の研究は、世界的に利用されている最大規模の入院患者データ(HCUPNIS)から、1993〜2002年のデータを分析したもの。5,700万件の入院記録のうち、4万1,335件が100歳以上の患者のものであり、このうち股関節置換術を受けたのは679件、膝関節置換術は7件であった。100歳以上で股関節置換術を受けた患者では、90歳代の患者に比べ入院中に死亡するリスクが高かったが、一方で100歳以上の患者の股関節置換術はその他の手術に比べてリスクが低いことも判明した。
患者が100歳以上の場合、医師も患者自身も年齢だけを理由に股関節および膝関節の置換術に消極的になりがちであるが、手術を実施するかどうかを年齢だけで決めるべきではないという。100歳を超える人は、これまでに死亡原因となりうる多くの慢性疾患を逃れ得た生命力の強い人たちだという点を著者らは指摘している。この知見は医学誌「Arthritis Care & Research」8月号に掲載された。
(HealthDay News 8月3日)
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