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COPDの罹患に男女差
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)は男性と女性とでは罹患の仕方が異なり、女性の方が重症になりやすいことが新しい研究で示された。
COPDには慢性気管支炎と肺気腫という異なる二つの疾患が含まれるが、1,000人強(38.8%が女性)を対象とした研究で、女性には気管支炎が多く、男性には肺気腫が多くみられることがわかった。研究を率いた米ミシガン大学(ミシガン州アンナバー)教授Fernando J. Martinez博士は、COPDの主な原因であるたばこへの曝露に対する反応には男女差があり、その治療も本質的に異なると述べている。女性では息切れが多くみられるほか、うつ病の発症率が高く、生活の質(QOL)が低いこともわかった。
COPDの男女差を明確にしようとする研究はこれまでにもあったが、今回の研究では、男女ともに多数のCOPD患者を対象に気道の詳細な画像が得られたことと、被験者の気道の状態について客観的な評価を得られたことの2つの点で大きく前進したとMartinez氏はいう。これまでの研究は男性を対象とするものが中心であったが、今後の研究では女性の被験者が必須であると同氏は指摘している。この知見は、医学誌「American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine」8月1日号に掲載された。
米国肺協会(ALA)によると、米国では死因の第4位がCOPDで、死亡する女性の数は4年連続で男性を上回っている。この男女差を説明するものとしては、ホルモンの影響、遺伝や環境との相互作用の違いなどが考えられるが、いずれにしても医師はこれまで以上に女性のCOPDに注目する必要があると専門家は述べており、喫煙がなくならない以上、CAT(コンピュータ対軸断層撮影:らせんCTなど)スキャンなどを利用した大規模な研究を実施することが重要であると指摘している。
(HealthDay News 8月1日)
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