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食品アレルギーの鍵となる分子を特定
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生体がアレルギー反応を生じるとき、インターロイキン-12(IL-12)と呼ばれる分子の欠如がみられることを英食品研究所(IFR、Norwich)のチームが示した。研究を率いたClaudio Nicoletti氏は「免疫反応の制御に極めて重要な役割を果たす分子を特定し、アレルギーの治療標的となりうるものを初めて突き止めた」と述べている。
IL-12は樹状細胞(dendritic cell)と呼ばれる白血球により分泌される。樹状細胞は、食物蛋白(たんぱく)をはじめとする外来物質に対する生体の免疫反応を制御する働きをもつ。食品(食物)アレルギーには治療法がなく、原因となる食物を避ける以外にない。人によってはアレルギーが生命を脅かすこともある。
今回の研究では、食品アレルギーをもつマウスともたないマウスの消化管および脾(ひ)臓内の樹状細胞を比較した。この結果、アレルギーをもつマウスの樹状細胞ではIL-12が生成されないことがわかったという。
この結果から、「ある食物蛋白が、人によっては全く無害なのに、別の人には致死性である理由を説明することができる」とNicoletti氏は述べている。この研究は、医学誌「Journal of Allergy and Clinical Immunology」7月号に掲載された。
(HealthDay News 7月2日)
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