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飲食店従業員にも受動喫煙の害
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レストランやバーの従業員が短時間でも受動(二次)喫煙に曝露すると、尿中にみられるNNK(ニトロソアミン類の一種)と呼ばれる強い発癌(がん)物質の濃度が急速に増大することが米国の研究で示された。
研究を率いたオレゴン州Multnomah郡保健局のMichael Stark氏によると、NNKは「わずかな濃度でも危険」だという。Stark氏らは、喫煙が許可されている飲食店で働く非喫煙者の従業員52人と、施設内は禁煙と定められた地域の従業員32人の尿中NNK濃度を比較。喫煙可の店の従業員では4人中3人に検出可能な濃度のNNKが認められたのに対して、禁煙施設の従業員では半数未満であった。喫煙の仕事場への曝露1時間につき平均6%のNNK濃度増大がみられ、NNK濃度は勤務中の取り込み量を反映したものだといえるという。
しかし、職場での曝露は回避できるとStark氏は指摘している。オレゴン州では先ごろ、飲食店を含む職場での喫煙を禁じる法案が議会を通過し、2009年1月に施行される見込み。このような法律が施行されるのはオレゴン州が22番目だという。禁煙にすることによって飲食店の経営が悪化する恐れはないこともすでに明らかにされている。
同じ号に掲載された別の報告によると、法的に職場での喫煙が認められている地域であっても、従業員の受動喫煙について雇用者が責任を負う傾向にあり、受動喫煙による健康被害を受けた労働者が法律に訴えて賠償を求めるようになってきているという。今や職場でのたばこを禁じるのも雇用者の「安全な職場を提供する責任」であると、研究グループは述べている。研究は、医学誌「American Journal of Public Health」8月号に掲載予定。
(HealthDay News 6月28日)
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