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細胞の「指紋」により感染症を特定
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米国の研究グループが、疾患の残す「指紋」を用いて、小児によくみられる感染症の原因となるウイルスや細菌を特定する方法を突き止めたという。
疾患を引き起こすウイルスや細菌は、血液のような簡単に調べられる場所には姿を現さないことがあり、時として追跡が困難である。この問題を解決するために考案された今回の新手法は、免疫反応に関わった細胞に疾患が残す「指紋」を分析するというもの。この手がかりをもとに、犯人であるウイルスや細菌の「似顔絵」を作成する。
米テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンター小児科教授Octavio Ramilo博士らの研究グループが、インフルエンザ、黄色ブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌による感染症にかかった小児29人を対象に、この方法を試したところ、インフルエンザ、連鎖球菌、大腸菌を95%の精度で、黄色ブドウ球菌と大腸菌を85%の精度で鑑別できたという。「ヒトの体は、異なる感染症には異なる反応をするように遺伝子にプログラムされている」とRamilo博士は述べている。この研究は、医学誌「Blood」3月号に掲載された。
感染症は、世界で死亡原因の第1位であり、この技術が診断だけにとどまらず、予後や体がどう治療へ反応するかを知るのにも利用されるようになることをRamilo氏は期待しているという。
(HealthDay News 3月19日)
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