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いよいよ春も本番、新緑が目にまぶしい季節になってきました。家に閉じこもってばかりいないで、たまにはハイキングにでも出かけてみませんか? 森林浴にはストレスを軽減し、リラックスする効果があるといわれていますが、春の野草を眺めながら、ちょっとした川辺や野山を歩くのもなかなかいいものです。
陽だまりに咲くタンポポ、草もちに使うヨモギなどをはじめとして、実は身のまわりにも食べられる野草があることご存知ですか? いわばこういった野草達は「天然のハーブ」なのです。今回は簡単においしく食べられる身近な薬草達をいくつかご紹介しましょう。
<タンポポ>
いわずと知れた、日本の野草の代表格。健胃や消化促進の作用があり、花から根っこまで全て食べられます。おひたしや天ぷらにして食べることもできますが、苦味があるので、天日干しにして乾燥させたものを煎じて、ハーブティーのようにして飲むのがおすすめです。根だけを乾燥させて煮出すと黒っぽい液体になることから、戦時中などはコーヒーの代用品として用いられていたといいます。でもカフェインを含まず、胃を傷つけないので、お医者さんからコーヒーを止められているという方などは、試してみてはいかがでしょうか?
<オオバコ>
こちらもどこにでもある野草のひとつ。踏まれても踏まれても負けずに生えてくる、まさに雑草の中の雑草ですが、実は咳止めやむくみを改善する作用があります。食し方はタンポポと同じですが、こちらは、基本的に葉だけを利用します。
<ヨモギ>
ご存知、草もちの材料。実に香りのよい野草ですが、消炎や解熱作用の他、保温や保湿作用まであるという、オールマイティーな野草の1つです。風邪を引いたときなどに、乾燥させた葉を煎じて飲用するとよいでしょう。また、美肌にも有効なので、ガーゼや市販のお茶パックの中に詰めてお風呂に入れれば、日常的な入浴剤としても活用できます。
<クマザサ>
ササの中でも、葉が大ぶりで、葉の縁が白っぽくなっているのがこのクマザサ。殺菌作用があり、胃もたれなどにもおすすめです。もともと葉が固く、しっかりしているので、面倒な場合にはフライパンなどで空入りして乾燥させれば、あっという間に即席茶の出来上がり! やさしい味でなかなかいけます。ハイキングの途中などでも是非おためしあれ!
いかがですか? 他にもたくさんあるので、興味のある方は、薬草の本など読んで研究してみてください。ハイキングの楽しさが倍増すること、請け合いですよ!!
参考書籍
『まいにちハーブ―料理・セラピー・育て方』高橋良孝著 大泉書店
『ハ−ブ・バイブル薬用ハ−ブのすべて』ア−ル・ミンデル著 田中孝治訳 同朋舎
2002年4月30日
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