女性の健康
 
一覧へ戻る戻る
春に楽しむ“有酸素運動” (下)
サイクリングはマッサージにもなる


 暖かい日差しを受け、眠っていた草木の芽がぐんぐん成長するように、春になると冬場になまった体を思いきり動かしたくなりませんか?
 心地よい晴れた日のお出かけに、たまにはサイクリングをしてみるのはいかがでしょう。爽快感倍増で、リラクゼーション効果が得られること請け合いです。

 

有酸素運動と無酸素運動

 有酸素運動と無酸素運動に分類できるエクササイズ。サイクリングなどの有酸素運動は、継続的で比較的弱い力が筋肉にかかり、エネルギー源として蓄積された体脂肪を燃焼させて使用します。一方、無酸素運動は短距離走のように、瞬間的に強い力を必要とする運動で、エネルギー源として筋肉に蓄えられたグリコーゲンを使用します。有酸素運動ではエネルギーの燃焼に酸素が必要ですが、無酸素運動は酸素を必要としません。

 

体脂肪を燃やすサイクリング

 サイクリングは体に負担をかけずに長時間継続できる有酸素運動であるため、肥満が気になる方には、とくにお勧めです。また、脚全体の筋肉をまんべんなく使うので、脚の筋肉トレーニングにもなり、脚全体を引き締め、ヒップアップにも効果的です。時速20kmで20分以上、時速10kmで40分以上続けると効果的に脂肪が燃焼されていきます。

 

サイクリングにはマッサージ効果が!

 自転車の利点は、スピードがでる爽快感と行動範囲が広いので飽きが来ないこと。また、脚への衝撃がほとんどないので、肥満の人でもひざの負担を気にせずに無理なくできる運動である点です。さらに、20〜30分程度のサイクリングは足、腰、背中から手の筋肉までの全身の血流をよくし、マッサージと同様、デスクワークなどの疲労が改善できます。
 室内の自転車マシンよりも野外の方が自然な緩急がつき、精神的なリラクセーションの効果も高まります。適度なサイクリングは、腰痛・肩こり、肥満・高血圧などの改善も期待できます。

 

自転車の選び方

 ハンドルが高い位置にある買物用の自転車は、長距離乗ると腕が疲れすくなります。これに対し、スポーツタイプの自転車はどちらかというと低めの位置にハンドルがあり、体重のかかり方が分散されるので、長時間のサイクリングにはお勧めです。
 お店の方に相談しながら、自分に合ったサイズやスタイルの自転車を選びましょう。


2002年4月8日

監修 : 齋藤 仁拡(スポーツトレーナー)
記事の無断転用を禁じます
一覧へ戻る戻る