女性の健康
 
一覧へ戻る戻る
つやつや髪になろう! 第1回
紫外線から受けた髪のダメージ回復法

知っているようで知らない髪って?

知っているようで知らない髪って?  イメージ 夏のスキンケアは万全でも、紫外線が髪に与えるダメージを知り、きちんとケアをしている女性は少ないのではないでしょうか。
 すでに生えている髪の毛を「毛幹」といいます。毛髪には神経も血管も通っておらず、新陳代謝もおこなわれていません。毛髪は爪や歯と同様、皮膚が変化したものです。目に見える毛髪に対して、普段は目に見えない皮膚に埋まっている部分を「毛根」といい、そこで新しい毛髪が作り出されます。

 毛幹の内部は3つの層でできています。真中に毛髄質と呼ばれる細い芯があり、その外側で大部分を占めているのが、繊維質が集まってできた毛皮質で、髪の水分をコントロールしています。そしてその更に外側で内部を守っているのが、たんぱく質を主成分とする毛表皮(キューティクル)です。キューティクルは、髪にツヤを与え、外部の刺激から毛髪を守り、水分の蒸発を防ぐ役割をします。しかしキューティクルは薄い膜なので、強い刺激を受けるとはがれたりささくれ立ったりします。
 紫外線の強い刺激はキューティクルにダメージを与え、はがしてしまいます。そのために内部を守るものがなくなり、髪の内部にある水分を蒸発させ、細胞を破壊してしまいます。
 細胞を破壊された毛髪は痛み、抜けやすくなり、枝毛も増えます。最近では染めている人が多いので分かりにくいのですが、日焼けしたことで色がパサつき、変色します。

ダメージからの回復法は?

 毛髪を作り出す毛根は生きています。そのため、血液循環など全身の生理作用が毛根に影響し、ひいては毛髪の健康にも大きく関わってきます。頭皮の疲れを取り、毛根を活性化させることが、ダメージの予防になるのです。

 ダメージを受けた頭皮と毛髪には、水分や油分が不足しています。洗髪をすることで、頭皮と毛髪についた汚れがとれます。頭皮の毛穴に詰まった汚れが落ちることにより、皮膚呼吸が活発になり、毛穴から毛根に水分が与えられるのです。またリンスをすることにより、シャンプーで汚れと共に流された脂分を補給します。水分と脂分を補給された毛髪はしなやかになり、クシやブラシの通りもよくなります。トリートメントには保湿重視のものと油分重視のものがありますので、状態に合わせて使い分けましょう。
 頭皮の疲れを取るには、マッサージが効果的です。洗髪した時などに、両手の5本の指を使い、全体をゆっくりと押します。洗髪すること自体が頭皮を刺激し、細胞を活性化させる効果があります。汚れは毛髪にダメージを与えるので、汚れを落とすための洗髪は重要ですが、あまりやり過ぎると、シャンプーなどの洗剤が必要な栄養分まで殺してしまうので、日に何度も洗うのは控えましょう。

次回は「髪の知識」についてです。

監修:マダム路子(美容研究家)
記事の無断転用を禁じます
一覧へ戻る戻る