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年々増えてきた乳がん
日本人の乳がんの発病率は、欧米人に比べて少ないといわれていました。しかし、最近は日本でも乳がんが増加の一途をたどっています。しかも、厚生労働省の人口動態統計によると、胃がんや大腸がんなどに次いで死亡率が高くなっています。これは、乳がんの発見が遅れ、がんが進行してから病院に行くケースが多いからでしょう。
乳がんは進行が比較的遅く、早期に発見すればがんを治療できる確率が高くなります。そのため、月1回程度、夜寝る前などに自己検診をおこない、しこりなどを見つけたらすぐ病院を受診することが大切です。
乳がんの自己検診法
自己検診の方法は次のようなものです。
鏡の前に立ち、乳房の形や大きさなど以前と変わったところがないかどうか目で確認します。
両手をあげた状態で、乳房にえくぼやひきつれなどができていないかどうか目で確認します。
仰向けに寝た状態で、乳房の中心から外側に向かって触ってみて、しこりの有無や、乳頭からの分泌液がないかどうか調べます。
最後に座って腕をあげた状態で、3と同様に乳房の中心から外側に向かって触ってみて、しこりの有無や、乳頭からの分泌液がないかどうか調べます。
月経期間の長い人や、未婚の人などは
乳がんになりやすい
乳がんの発病には、エストロゲンという月経をコントロールする女性ホルモンが深く関わっています。そのため、初潮が早かった人や閉経が遅かった人は、エストロゲンが分泌されている期間が長く、乳がんが発病するリスクが高くなります。
また、未婚の人や出産経験がない人、初産が30歳以上の人なども、ホルモンのバランスが崩れやすく乳がんのリスクが高くなります。
閉経後は、卵巣でつくられていたエストロゲンは脂肪細胞でつくられるようになります。そのため、肥満気味の人は乳がんを発病する危険性が高くなります。
その他、下記にあげた乳がんのリスクが高い人は、特に注意が必要です。
【乳がんのリスクが高い人】
- 初潮年齢が11歳以下だった人、または閉経年齢が55歳以上の人
- 30歳以上で未婚の人
- 出産経験がない人
- 初産年齢が30歳以上の人
- 30歳以前に出産しても、子供に母乳をあげなかった人
- 子宮内膜症などで、エストロゲン製剤を長期間服用している人
- 肥満している人
- 高脂肪食をとっている人
- 乳がんを発病した家族がいる人
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