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なかなか解消しないがんこな便秘は本当につらいものです。水分や食物繊維の摂取を心がけ、運動をするなどの努力をしても出ないときは、どうしても便秘薬を使いたくなります。ただし市販の便秘薬にもいくつかのタイプと使い方があることを忘れてはいけません。それではいったいどのようなことに気をつければよいのでしょうか。
市販の便秘薬にはタイプがある
市販の便秘薬は大きく4つのタイプに分かれており、症状や体質に合ったものを選んで使うことが望まれます。便秘薬を購入するときは、薬剤師さんに相談してから買うのが理想的。正しい使い方など合せて指導してもらえますので、素人判断で適当な薬を買って帰るよりは専門家の意見を聞いた方が確実といえるのです。以下に便秘薬の4つのタイプとその特徴をまとめてみました。
【タイプ1】
結腸刺激性のもの…
大腸に刺激を与えると共に、腸粘膜からの水分の分泌を促して便をやわらかくする。
【タイプ2】
浸潤性のもの…
硬くなった便に水分を与え、便をやわらかくして出やすくする。作用は比較的ソフト。
【タイプ3】
膨張性のもの…
便に水分を吸収させて便の量を増やす。増えた便が腸を刺激して、ぜんどう運動を活性化させる。
【タイプ4】
塩類のもの…
水分を分泌させ、大腸のぜんどう運動を活発にする。
便秘薬を使うときの注意
市販の便秘薬はなるべく効果的に使いたいもの。だらだらと飲み続けていると体に耐性ができしまい、次第に強い薬を飲まないと効かなくなってしまうこともあるので注意が必要です。
まずは第1回で説明した通り、自分の便秘のタイプを理解した上で使うのが基本中の基本。寝る前に飲んで朝食後に効果が現れるというのが理想的です。夜中に目が覚めて、トイレに行かなければならないようなときは薬が効き過ぎている証拠です。薬の量を減らすか、作用の弱いものに変える必要があるといえるでしょう。反対に朝食をとっても何の反応も現れない場合は、薬の量を増やしたり強い作用のものに変えた方がよいということになります。
漢方薬ならこう使おう
自然の生薬からつくられている漢方薬にも便秘に効く薬があります。漢方薬というのは体全体のバランスを診て処方されるもの。体力のある人には大柴胡湯や桃核承気湯、体力が中程度の人は大黄甘草湯や潤腸湯といった下剤効果のある強めの薬を使うことができます。体力のない人には下剤の入らない小建中湯や八味丸などが使われます。薬局で購入するときは、漢方に詳しい薬剤師に相談して服用するとよいでしょう。
体にやさしいというイメージのある漢方薬ですが、薬には違いありませんので副作用がまったくないとは言い切れません。一度漢方薬の専門医にかかって自分の体質のタイプを知っておくのも1つの方法です。
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