女性の健康
 
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あれれ? 口が開かない? 女性に多い顎関節症 最終回
顎関節症と歯科


顎関節症とかみ合わせ

悪いかみ合わせの影響 イメージ 顎関節症の原因はさまざまで、すべてがかみ合わせに起因するというわけではありません。
 しかし、かみ合わせが悪いと、その分だけ余分な力が顎関節にかかることは事実です。咀嚼筋そのものは疲労しにくい筋肉なのですが、バランスの悪いかみ方をしていると、首の周りの筋肉が緊張し、頸椎を圧迫して、さまざまな全身症状を引き起こしてしまうことがあります。
 さらに、顎関節に症状が出なくても、偏頭痛や肩こり、腰痛、自律神経失調症、耳鳴り、めまい、目の痛みや充血、高血圧、手足のしびれなど、実にさまざまな症状が出ることがあるので、やはり悪いかみぐせの習慣は正したいものです。

 

心療歯科

 近年、歯と心の病気の関係をみる「心療歯科」が注目されています。
 顎関節症の患者は、他の歯科疾患より、不安や抑うつなどの症状を持っている人の頻度が高いといいます。日本ではまだ一般的とはいえませんが、口腔外科や歯科の外来で、精神科医と共同で患者さんを診療する「リエゾン外来」を開始している病院もあります。
 精神科医やカウンセラーが歯科に出向くというスタイルで治療をすすめるため「精神科はちょっと…」と抵抗を感じる人にも向いています。生活指導やリラックス指導などのカウンセリングや、抗不安薬、抗うつ薬などを用いた薬物療法が中心となります。

 

コラム

★ 顎関節症ライフのコツ ◎スポーツ ★

 全身運動は血液の循環を良くし、筋の緊張をほぐします。顎関節症だからといってスポーツを避ける必要はありません。ただし、激しい運動、強い噛み締めが必要なものはやめましょう。格闘技など、顎に打撲が生じやすいスポーツ、長時間マウスピースを噛み締めるスキューバダイビング、寒さのため筋を冷やしてしまいがちなスキーなどは、おすすめできません。


2002年5月27日

監修:渡部 康男(わたなべ歯科クリニック 院長)
プロフィール
 わたなべ歯科クリニック(東京都文京区)院長。日本顎咬合学会認定医、日本歯科理工学会会員、日本交通医学会会員。
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