女性の健康
 
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あれれ? 口が開かない? 女性に多い顎関節症 第3回
顎関節のセルフケア


 顎関節症の治療はセルフケアが中心になります。なかなかスッキリとは完治しにくい病気ですが、症状を飼い慣らし、顎関節症とうまく共存していければ生活に支障はないのです。上手な自己管理法を身につけましょう。



顎関節症を直す呪文

かみしめるくせは止めよう イメージ 「唇を閉じて、奥歯を離し、顔の力を抜く」これが顎関節症を直す呪文です。これを1日に何度も自分に言い聞かせ、実践します。
 かみしめる癖は、今すぐ止めるよう注意してください。本来人間の上下の歯が接触するのは、物をかむときと飲み込むときだけなんです。もし、かみしめやくいしばり、歯ぎしり等をしていると、かむための筋肉や関節は持続的に破壊され続け、治療しても効果が現れにくく、なかなか治らないという結果になってしまいます。
 この方法で顎の関節と筋肉は非常にリラックスし、緊張やこわばりから解放されます。そして筋の緊張によって引き起こされていた、顎や首のまわりの痛みが少しずつ引いていくはずです。

 

そのほか生活上の注意点

  • 関節や筋肉を冷やさない。
  • 重いものを持たない。
  • 急に顎を動かす動作は避ける。
  • 長時間の会話や、大きな口をあけて笑わない。
  • 電話を肩と首ではさまない。
  • ほおづえをつかない。
  • つめ、鉛筆、パイプなどを噛まない。
  • 正しい姿勢を心がける。

 要するに、顎に負担のかかるようなことはしないということにつきます。

 なお痛みのあるときには、温湿布が効果的です。濡らしたおしぼりを電子レンジで温めたり、熱いシャワーを10分ほどかけるなど、毎日おこなうのがいいでしょう。
 温湿布の後で、痛んでいる筋を自分でそっとマッサージすることも効果があります。気持ちいいと感じられる程度のマッサージは筋のリラクゼーションに有効です。

 

コラム

★ 顎関節症ライフのコツ ◎あくび ★

 あくびをすると筋肉や関節の靭帯が通常以上に引き伸ばされ、症状を悪化させます。あくびをするとき大口を開けずにすむ方法をお教えしましょう。顎の下にこぶしをあてて、押し上げるようにしながらあくびをするのです。


次回は「顎関節症と歯科」です。

2002年5月20日

監修:渡部 康男(わたなべ歯科クリニック 院長)
プロフィール
 わたなべ歯科クリニック(東京都文京区)院長。日本顎咬合学会認定医、日本歯科理工学会会員、日本交通医学会会員。
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