女性の健康
 
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健康的なダイエットのコツ 第1回
食事は心と体の栄養源


食事が大切な理由

 食事はただ単に食欲を満たすだけのものではありません。誰もが毎日食事をしていますが、食事本来の意味はどこにあるのでしょうか?

 口に入れた食べ物は、胃や腸で消化・吸収されますが、食べ物に含まれ、人の体になんらかの影響を与えるものを栄養素とよんでいます。つまり、食事の第1の意味は、栄養素を補うことにあるのです。栄養素は大きく糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルに分類され、体の構成要素となったり、エネルギー源となったり、生理的機能を円滑にしたりなど、体内で何らかの栄養機能を果たしています。

 また食事には、五感(視覚・味覚・嗅覚・聴覚・触覚)に刺激を与えて、食欲をコントロールする働きがあります。食事が多くの人の楽しみであるのは、五感に訴えかける食事が心と体を満足させてくれるからです。一方で、早食いやながら食い、ヤケ食いなどの食習慣は、感覚機能を十分に刺激することができないため満足感が得られず、ついつい食べ過ぎになりがちなので、注意が必要です。さらに、食事は憩いの場を提供してくれます。家族や友人との食事を通してのコミュニケーションは、人間関係を円滑にするだけでなく、リラクセーションやストレス解消にも有効だといえるでしょう。このように、私たちがあまり意識せずに毎日している食事には、多くの大切な意味があるのです。

 

どんな食事がベストか?

 食品には特徴的な栄養素が含まれている場合もありますが、1種類だけではなく、さまざまな栄養素が含まれています。また、体によいと聞き、1つの食品だけを過剰摂取する人がいますが、これも間違った認識。これさえ食べていればいいという食品はありません。バランスよく栄養素を身体に補うには、伝統的日本食がおすすめ。ただし、塩分のとり過ぎにならないよう気をつける必要があります。旨味を上手に利用し、薄味で美味しく食べられるように工夫すると塩分のとり過ぎも防げます。旬の素材を中心にした一汁三菜の食事は五感に刺激を与え、心身ともに満足感を得ることができるでしょう。


2002年9月17日

監修:弟子丸 紀子(管理栄養士)
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