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前回はアニマルセラピーの健康効果についてお話ししましたが、今回はアニマルセラピーを実施する際に注意しなければいけない点について述べたいと思います。
かわいいペットからうつされる病気
まず、もっとも気をつけなければならないのが、ペットからの感染症の問題。ノミやダニはもちろんのこと、回虫やトキソプラズマといった寄生虫も人間にもうつりますから、いくら我が子のようにかわいいと思ったとしても、口移しで食べ物を与えたり、同じ布団で一緒に眠ったり、といった行為は避けるべきです。
また、最近は多くの種類の動物達が海外からペットとして輸入されるようになってきましたが、気候も環境も全く異なる異国の地から突然やって来る彼ら達は、思いもよらない病原菌を持っている可能性があります。特に高齢の方の場合には、身体面の抵抗力が落ちてきていますから、ただ単に見かけがかわいいからというだけで、こうした動物を安易に飼うのはおすすめできません。やはり、犬や猫、鳥類やハムスターといった比較的飼いやすいといわれている動物を選んだ方が無難でしょう。また、こういった動物をペットにする場合でも、触った後はきちんと手を洗うなど「けじめ」をつけたつき合いを心がけることが必要です。
いつまでも一緒にいたいけど…
もう1点、心に留めておかければならないのが、ペットとの死別の問題。動物の寿命は人間よりも短いので、いつか必ず「別れ」がきます。とても悲しいことですが、ペットを飼う以上、誰もが避けて通ることのできない道です。しかし飼い主の中には、この現実を受け止められず、ペットの死後に過度の抑うつ状態になることがあります。こういった症状を「ペットロス症候群」といい、ひどい場合にはカウンセラーなど、専門職の手助けが必要になる場合も出てきます。こうした状況に陥らないようにするためには、普段からペットを必要以上に擬人化したりせず、常にその動物の寿命を自覚しておくといった心構えを持つことが重要です。
そうはいっても、やはりペットとの別れはかなりのストレスがかかるもの。よく「悲しいからもう二度とペットは飼わない」などと言って、いつまでも悲嘆にくれている人がいますが、これはかえって逆効果。ペット仲間に悲しい気持ちを聞いてもらったり、新しいペットを飼ったりすることが「癒し」につながりますので、時間をかけながら上手に気持ちを切り替えて、動物達と末永くいい関係を保っていくようにしましょう!
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