子供の健康
 
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子どもの冷え 〜夏前に気をつけておきたいこと 最終回
冷えないための生活術〜その2 運動と入浴

 大人が意識していなければ、すぐに冷えをためこんでしまう危険と隣合わせにいる子どもたち。できれば積極的に冷えを排除していきたいものです。今回は日常の中でできる具体的な冷え対策についてまとめてみました。


適度な運動を心がける

 体を動かさないと体温がしっかりあがらないため低体温になり、さらに冷えをためこんでさまざまな病気を引き起こします。運動不足は冷えの大敵なのです。
 本来体を動かすのが大好きなはずの子どもが、運動不足になる1つの原因として考えられるのが肥満。小児肥満は確実に増えており、もはや現代病ともいわれるほどです。太れば動くのがイヤになり、どうしても家の中で過ごしがちになります。家の中にいると動く範囲が限られる上、家にあるお菓子にすぐ手を伸ばすという悪循環にはまってしまい、そこからなかなか抜け出すことができません。
 できれば親が協力して、子どもを外に連れ出すことから始めてみましょう。近所を散歩するだけでも、部屋でテレビを見ているよりよほどたくさんの発見を子ども自身でしてくれるはずです。習い事があるのなら、行き帰りを歩きにしてみるのもよいでしょう。

 

温まるお風呂の入り方

 日常生活の中でできる体を温める一番の方法は何といってもお風呂。子どもはあまり熱いお湯につかることができないので、ぬるめのお湯に長時間入るのが理想的です。夏場なら38〜39度程度のお湯に、20分〜30分程度つかるとよいでしょう。小さい子どもは長時間お湯に入っていると内臓に負担がかかりますので、おへそから下あたりをお湯につけ遊ばせているだけでもかまいません。シャワーは体の表面を温めるだけですぐに冷めてしまいますので、かえって体を冷やします。夏になってもシャワーだけにせず、お湯をためて入浴するよう心がけてください。

 

冷えないための食べ物あれこれ

体を温める食材 イメージ 冷え対策には食卓にもちょっとした工夫が必要です。手のこんだことをしなくても、冷えをためない食材を知っておくだけで、十分役に立つものです。

●体を温める食材
 卵・納豆・あさり・おから・高野豆腐・大豆・ひじき・玉ねぎ・かぼちゃ、ニンニク、リンゴなどは、体を温める食材の代表例です。東洋医学の考え方では、例えば野菜でしたら、土の中にできる「根のもの」の多くは体を温め、地上にできる「葉のもの」の多くは体を冷やすといわれます。

●ほかほか温まるおすすめレシピ
<卵入りコーンスープ>

材料(2人分):
缶詰クリームコーン1/2缶、牛乳1/2カップ、固形スープの素1/2個、バター10グラム、塩・こしょう少々、片栗粉小さじ1、牛乳小さじ2、卵2個

作り方:
1.なべにクリームコーン、牛乳1/2カップ、固形スープの素、バターを入れ混ぜながら煮る。
2.煮立ってからさらに5分ほど火を通し、塩、こしょうで味を整えてから牛乳小さじ2で溶いた片栗粉を入れひと煮立ちさせる。
3.卵を溶いて流しいれ、まぜてできあがり。


2002年5月27日

監修:加藤 明(日本代替医療センター・医学博士)
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